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2017.07.27日文研の話題 日文研・アイハウス連携フォーラム 「谷川道雄の中国史研究から日中の未来を考える-文化交流と学術思想」を開催しました(2017年7月4日)

 去る7月4日(火)東京都港区の国際文化会館講堂にて、日文研・アイハウス連携フォーラムを開催しました。

 このフォーラムは、2014年度から、日文研と公益財団法人国際文化会館(アイハウス)が連携し、多角的に現代日本や日本人理解を深めるため、シリーズで開催しているもので、第11回目となる今回は、日文研 李済滄外国人研究員(南京師範大学准教授)から「谷川道雄の中国史研究から日中の未来を考える-文化交流と学術思想」と題して講演が行われ、参加者は59名となりました。

 講演では、京都学派の東洋史学者として著名な谷川道雄(1925-2013)は「豪族共同体論」を打ち出して皇帝支配一色に塗られていた従来の中国史の見方に一石を投じ、さらに新中国の成立と文革、改革開放といった激動の中国近現代史にもその眼差しを向けたことが紹介され、戦後日本の社会思想史の分野の中で、日中両国の未来を照らした谷川史学の持つ意味が検証されました。

 今回のフォーラムでは、コメンテーターとして東京工業大学 劉岸偉教授および日文研 伊東貴之教授が参加し、李済滄外国人研究員とは異なる観点から谷川史学について解説を加え、講演に多角的・重層的な視点を与えました。
 講演後の質疑応答では、一般の参加者からも多くの質問が寄せられ、講演内容への関心の高さがうかがわれました。
 
 次回の日文研・アイハウス連携フォーラムは12月8日(金)に予定されています。
  • 李済滄外国人研究員(南京師範大学准教授)による講演 李済滄外国人研究員(南京師範大学准教授)による講演
  • 東京工業大学 劉岸偉教授(右)、日文研 伊東貴之教授(左) 東京工業大学 劉岸偉教授(右)、日文研 伊東貴之教授(左)

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