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2017.06.01日文研の話題 日文研木曜セミナー「顔の見えるグローバルヒストリーへ ―移民史研究からの試み―」を開催しました(2017年5月25日)

 これまでグローバルヒストリーというと、統計的・数量史的手法が中心であったため、個人の顔が見えないという批判がありました。そこで当センターの根川幸男機関研究員が、移民史を通して個人に焦点が当たるようなグローバルヒストリーの可能性について発表を行いました。
 実際には、日本人移民が、ブラジル行き移民船の中でどのように教育され、「世界」を学習したのか、また、ブラジル日系子女が移民船を見ることによって、どのように「日本」を学習したのか、といった問題について、当時の写真を多く用いながら語りました。
 コメンテーターの細川教授からは、新しい視点の提供への評価とともに、「顔が見える」点についてもっと掘り下げて欲しいという厳しい批判も上がり、質疑応答では、「物の移動」についてはどうだったのかという質問が出るなど、議論は尽きぬ様子でした。
  • 報告を行う根川機関研究員 報告を行う根川機関研究員
  • 細川教授によるコメント 細川教授によるコメント
  •  セミナーの様子 セミナーの様子

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