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2017.02.21日文研の話題 日文研・アイハウス連携フォーラム「志賀直哉の文学:外国語からの養分」を開催しました(2017年1月20日)

 去る1月20日(金)東京都港区の国際文化会館講堂にて、日文研・アイハウス連携フォーラムを開催しました。
 このフォーラムは、2014年度から、日文研と公益財団法人国際文化会館(アイハウス)が連携し、多角的に現代日本や日本人理解を深めるため、シリーズで開催しているもので、第10回目となる今回は、日文研 郭南燕准教授から「志賀直哉の文学-外国語からの養分」と題して講演が行われ、参加者は53名となりました。
 簡潔な表現、的確な描写、鮮明な視角性から「近代散文の最高峰」といわれてきた志賀直哉の文学について、志賀が、当時の日本語の文体に不満を感じ、新しい文体を作ろうと、ラフカディオ・ハーンの英語文体や、台湾人学生の日本語作文などを、意欲的に吸収する柔軟な言語意識の持ち主だったことが紹介され、今日の国際社会において、志賀文学の尖鋭性が持つ意義について講演が行われました。
 今回のフォーラムでは、コメンテーターとして早稲田大学文学学術院の都甲幸治教授が参加し、郭准教授とは異なる観点から志賀文学について解説を加え、講演に多角的・重層的な視点を与えました。
 講演後の質疑応答では、一般の参加者からも多くの質問が寄せられ、講演内容への関心の高さがうかがわれました。
 
 次回の日文研・アイハウス連携フォーラムは3月7日(火)、京都市中京区のハートピア京都で開催します。
詳細http://events.nichibun.ac.jp/ja/archives/kohenkai/s005/cal/2017/03/07/index.html
  • 講演を行う郭南燕准教授 講演を行う郭南燕准教授
  • 都甲幸治教授による解説 都甲幸治教授による解説
  • 講演の様子 講演の様子

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